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インフルエンザ②(治療法)

[2019.12.17]

12月になり、インフルエンザが急速に流行し始めています。

インフルエンザにかかったら(発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、その他の感冒症状など)、なるべく早めに受診しましょう。安静にして体を休めるとともに、他の人にうつさないようにすることも大切です(マスク着用、人ごみへの外出を避ける)。

インフルエンザの治療は、「一般療法」と「薬物療法」に分けられます。

一般療法は、安静にして睡眠を十分にとること、また、高熱によって脱水症状が起こらないように、水分をしっかり補給することが大切です。

薬物療法には、経口薬、吸入薬、点滴と種類があります。患者さんの症状、年齢等によって治療薬を選択します。

インフルエンザウイルスは増殖のスピードが速いため、症状が出現して48時間以内にウイルスの増殖のピークがきます。このため、48時間以内に服用しないと薬の効果が現れにくくなります。ウイルスの増殖を抑えて感染の拡大を防ぐためにも、発症後できるだけ早く服用を開始することが重要です。

当院では、待合室が2つあります。インフルエンザ感染が疑われる症状がある方は、第2待合室で診察をお待ちいただきます。感染拡大に配慮し、皆様に安心して受診していただけますよう、ご協力をお願いしております。

また、インフルエンザを発症している患者さんと同居している方で、65歳以上の方や、呼吸器疾患・心疾患・糖尿病等の基礎疾患がある方であれば、予防のために抗インフルエンザ薬を使うことができます。ただし、健康保険が使えず、自費となります。

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